キラキラネーム

 はてなブログを御覧の皆さん、Hello,World.らうーるです。この「らうーる」という名前、Snow Manの村上真都ラウールくんからとって平仮名にした、というのは明白でしょう。大学にいたころからもそうですが、私は本名で呼ばれるよりかはこういったハンドルネームで呼ばれることの方が好ましく思っていましたし、いまもそうです。むしろ本名で呼ばれるなんて本当に嫌で嫌で仕方がありません。まぁ行政上や事務手続き等でそうせざるを得ない場合は別ですが。

 私の家系の上の世代の人間はどういう意図で私の名前にこの漢字を当てがったのかは知ったこっちゃありませんが、初見の人にはしょっちゅう読み間違えられます。読み間違えられる漢字をあてがうからには、間違えられやすいのは当然ですよね。個人対個人で間違えられる場合はぼくはその場で訂正するということができますが、公衆の面前では別です。

 私が育った市の俳句のコンクールで賞をいただいたとき、全校集会で全校児童100人以上の前で賞状授与式なるものが開かれ、そこで賞状を読み上げられたのですが、あろうことか、そこで名前を読み間違えられてしまったのです。せっかく賞を獲ったのになんでこんな屈辱を全校児童の前で味わうことにならなければならないのか、賞を獲った喜びよりもその屈辱の方が当時の私からしてみれば上回っていました。

　さらに追い打ちをかけるがごとく、いただいた副賞である5色の蛍光カラーペン、同級生にdisられる始末。以降、私が使うことはなく有効に使ってくださる方に譲渡してしまいました。それほど、いやな事件でした。

 私はキラキラネームは実は肯定派であります。名前を呼ぶときに相手の名前を間違えるのは失礼にあたることですし、わからないならわからないなりに調査したり何かしらのアプローチをするのが定石でしょう。私が否定したいのは、キラキラネームの人に対して何かしらアプローチをしないでおくことでしょう。それだけ、「あなたに興味はありません」ということの示しになるのですから。

 正直に言うと、読み間違えられやすい名前、しかもしょっちゅう間違えられるような名前を付けるなら如恵留（のえる）とか、恋良（らぶぐっど）とかそういった名前が良かったなぁなんて思う今日この頃、今日もまた間違えられやすい名前で社会をうろついてます。

　ここまでお読みいただきありがとうございました。ここまでは私、「らうーる」がお送りいたしました。