一泡沫オタクの戯言

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AIの時代と私の学習

 はてなブログをご覧の皆さん、HELLO,WORLD.らうーるです。

 

 最近何かとAIの導入だのなんだの言われるこの令和の時代、私たちの学習は果たしてどこへ向うのか。大学中退で実質高卒で、高校生ならやってるであろう勉強、思考訓練を現在進行形でやっている私ですが、そのほかに学ぶ理由がまだあります。

 

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サムネ用

 

 まず次の英文を読み、和訳してみてください。

 He made a mistake in his report secret.


さて、貴方はどのような訳が思い浮かんだでしょうか?答え合わせは後にして、天下のGoogle 翻訳とあろうものは以下のように和訳しました。

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これはちゃんと勉強していればハッキリ誤答とわかるでしょう。さて、なぜこんな誤訳が生まれるのでしょうか?それは翻訳のAIが知ってる単語を使って推理パズルをしてることでしょう。

 

(以下、英文解釈の解説です)

高校で英語を学ぶ時、第五文型を学びます。make(文中では過去形ですが)はその中でも五文型をとる動詞のひとつ。しかし、この五文型<SVOC>は全体を見ていないとC(補語、品詞は名詞及び形容詞)を見落としてしまいます。この文だと文の最後にsecretという形容詞があります。形容詞の役割は名詞を修飾するか、補語(C)になるかのいずれかです。また。1語の形容詞は後ろからは名詞を修飾出来ないのでCになるほかありません。また、この文型でOとCの間にはS(主語)とP(述語)の関係があり、makeは「思う・言う・感じる」というような意味の動詞ではないので、因果関係、ふつうは「させる」と訳すのですが、右向き矢印(→)で捉えて、骨格の訳は「彼が間違いを秘密にした」となり、in his report の訳を入れて、「彼は報告書の中の間違いを隠した」と言ったように訳すのが正しい翻訳になります。(以上、解説でした)

 

私が大学受験をする時、「Google翻訳でこんな訳が出たよ」と東大受験する方に見せたら「高校1年生みたいな間違いだ…」と言ってました。

 

これからSVOC判断することをAIに学習させるかどうかはさておき、このままGoogle翻訳に頼りきりだと誤訳、誤読、誤解する可能性があります。だから、「きちんと学ぼう」という意識が芽生えるわけです。AIによる翻訳では任せられない、これが私が大学を中退してもなお英語を学ぶ理由の一つです。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。ここまでは私らうーるですがお送りいたしました。